グループ展

第6回 版と表現展 2022 横浜にて。木口木版の小さくて、底が深い世界。

第6回 版と表現展 2022 「次世代による木口木版画の世界」に参加しました。
Think of continuing generations of WOOD ENGRAVING

会期:2022年1月13日(木)〜1月30日(日)10:00〜17:00
(17日、24日は休館) 
場所:岩崎ミュージアム(神奈川県横浜市)
共催:スージ・アンティック&ギャラリー

18人の木口木版の作品がずらりと、ならぶ展示でした。

参加作家 

赤池ももこ/小川淳子/河内利衣/栗田政裕/小泉美佳/齋藤僚太/鈴木康生/塚田辰樹
釣谷幸輝/長島充/野口和洋/ 林千絵/牧野妙子/松岡淳/三塩佳晴/宮崎敬介/森山佳代子/ 早川純子 

18人。それぞれの表現を楽しめました。
木口木版は、椿やつげなど。
年輪がぎゅっと詰まって、硬い木の輪切りを鏡のようにツルツルに磨いて彫ります。
彫る道具はビュランという彫刻刀。先がニードルのように尖っているので、細かーく彫れます。

とても細かい表現ができるので、老眼の人は、老眼鏡が必需品。

今回は、出品作家のおとくな小作品コーナーもありました。

早川は、5点小品を出しました。
ポルトガルの嵐で倒れた椿の木。
静岡の台風で倒れた椿の木。
どちらの縁あって、いただいた椿の木で彫ったものです。

今回の展示で並べて展示できて嬉しかったです。


前回の展示は、2020年の一月で、ちょうどCOVID_19が騒がれ始めたころ。
それから2年たってからの展示となりました。

6回を重ねた、この展示は、ひとまず今回で終了。
またいつか、こんな感じの展示に参加できたら楽しいなあ。


「どんぐり喰い」(福音館書店)の試し読みが、公開中です。前のページ

展示「絵本で出会ったインドネシアの人形芝居」~遠い国だけど、どこかなつかしい~次のページ

関連記事

  1. SEEDS OF MEMORY-2017

    ジャカルタの空港が広くなってる! SEEDS OF MEMORY 02

    ほぼ徹夜で荷物をつめて、出発です〜。今回はトランクを2つもっての旅…

  2. グループ展

    [子どもとアーティストの森]4 素材にすこし手を加えてみる。_ruriro(川越市)

    いつも使っている、フィルムにマスキングテープをはり込む。これを切り抜…

  3. グループ展

    第20回記念展 多摩美術大学版画OB展2017 札幌で来週から

    「第20回記念展 多摩美術大学版画OB展2017」来週から札幌で始…

  4. SEEDS OF MEMORY-2017

    展示初日 OPENING! SEEDS OF MEMORY 05

    展示の開場は夜から。7時からオープニングです。…

  5. SEEDS OF MEMORY-2017

    インドネシアでの展示「SEEDS OF MEMORY: Japanese artists in Yo…

    来週から、インドネシアのジョグジャカルタでの展覧会に参加します。…

  6. グループ展

    岩崎ミュージアム:自画像の版画

    横浜での版画。木口木版のグループ展に参加しています。中華街か…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. しかつの活動

    梅干しをつくる <うちうめぼし>
  2. 掲載記事

    絵本『十二支のおもちつき』が、第3回「児童ペン賞」で絵本賞!
  3. SEEDS OF MEMORY-2017

    帰りの飛行機では、特別機内食を頼んでみたよ。SEEDS OF MEMORY 38…
  4. ほにゃほにゃ気まま日記 notebook

    飛行機の音
  5. 版画 printmaking

    [子どもとアーティストの森]5 子どもがワークショップで自由に描いた絵の上に、版…
PAGE TOP