グループ展

子どもの<絵の具遊びの素材>を元に、作家が作品を作る。「子どもとアーティストの森」2020

子どもたちが絵の具のワークショップで遊ぶ。そこから生まれた素材のかけらを使って、作家たちが展示作品を作ります。

8月頭にギャラリーruriroで、ワークショップ「3原色で遊ぼう」がありました。
ワークショップで生まれた素材の一部。絵皿に使ったスチレン皿。ペンキのついた石。

昨年に引き続き、今年で2回目のこの展示。私も参加しました。

「子どもとアーティストの森」
2020年9月19日[土]ー9月27日[日]
9/23(水)、24(木)休み 11:00ー18:00

一軒家のギャラリーです。
ruriro
埼玉県川越市田町2−6東武東上線 川越市駅(*川越駅ではありません)
徒歩2分西武新宿線 本川越駅から徒歩8分 駐車場はありません。

参加アーティスト
森田太初/彫刻 メキシコ 所沢育ち 森の中に住む彫刻家
梶浦聖子/鋳造 みんなで描いた布を使って、落書き大魔神を作ろうと思っています
関野栄美/ガラス 鋳造という技法で、ガラスの素材を使って作品を作っています
両岡健太/絵画 川越に住みながら絵を描いています
林ゆいか/絵画 目に見えないことを大切に、心に素直に絵を描きたいと思っています
早川純子/版画 ひっくりかえる版画の世界を探索しに東京に生まれる。

8月頭にギャラリーruriroで「3原色で遊ぼう」というワークショップがありました。

手島まゆ子さんが講師。その様子の動画をruriroさんの
フェイスブックの動画で見ることができます。下にリンクを貼りました。
今年はコロナの影響で、1家族づつで行われました。
(私は、家族が発熱したばかりだったので、見学しませんでした。)

フェイスブックの動画ルリロさん

8月の家族貸切アトリエでのワークショップの映像です。
「子どもとアーティストの森」は、8月の家族貸切アトリエでのワークショップ『3原色で遊ぼう』を、見学し、共に体験したアーティストの展覧会です。家族が見守る中、子どもたちはたくさんの素材を使い、色と遊び、おしゃべりしました。遊んだ素材、空想から出た言葉や体験など、共有した時間を元にアーティストが作品を創りました。
今年はruriro外の空き地にもアートワークが広がりました。室内から外へと広がる作品をお楽しみください!

ruriroさんのフェイスブックの動画説明文より。

私は、誕生日の落書き動画から、生まれた作品を展示しています。

今回は、5月から始めた誕生日おめでとうのライブ動画を
利用することにしました。
ちょうど2020年5月5日の子どもの日から始めた落書き遊び。
その日の誕生日を祝って、気ままなに落書き実験をしていました。

8月末からの動画の素材は、子どもたちの絵の具のワークショップから生まれたかけらを使用していました。
和紙、布、マスキングテープ、石など。

この素材を使って、落書きしてみたら、不思議なことに最初から人物が2人出て来て交流するイメージが生まれました。
交換する。やりとりする。交流する。という感じ。
そのため。シリーズをの頭に<Communicate>をつけています。

いつも素材や材料は、自分が使ったものを利用して落書きしていました。
しかし、他の人の手が入ったもので、落書きするのは難しい面がありました。
でも、思いがけない発見もありました。

今回展示した作品の動画をまとめました。リンクはこちら。


「子どもとアーティストの森」
2020年9月19日[土]ー9月27日[日]
9/23(水)、24(木)休み 11:00ー18:00

早川は会期中在廊していません。
20日の午後、ワークショップがあります。
詳しくはギャラリーにお問い合わせください。
子どもたちの作った素材で、絵を描いてもらう簡単なワークショップを予定しています。
14:00〜 、15:00〜、16:00〜予約優先。空きがあれば当日参加もできます。
30分くらい。参加費500円。


参加作家それぞれが、素材やワークショップから受けとったものから
作品を作りました。楽しんでいただけると嬉しいです。

関連記事
「子どもとアーティストの森」2020に展示した作品が、うまれるところ_その1


昨年の「子どもとアーティストの森」展の記事

関連記事
1展示作品の素材を遊んでつくる。素材作りのこどもワークショップ
2子どもたちのワークショップでできた素材をもらいに行く。
3 子どもたちの作った素材を持ち帰ったものの、どうしようか悩む
4素材にすこし手を加えてみる。
5素材に版画を刷ってみる
6マスキングテープを素材として使ってみる。ヘロヘロ人形
7搬入風景
8展示の紹介を少し。

早川純子【HAYAKAWA, junko】版画家:絵本作家

鹿角版画室 :ひっくりかえる版画の世界を探索しに東京にうまれる。
多摩美術大学で版画を学び、現在版画を作りながら絵本の仕事をしています。
主な絵本に、「まよなかさん」(ゴブリン書房)、「はやくちこぶた」(瑞雲舎)、 「どんぐりロケット」(ほるぷ出版)、 「山からきたふたご スマントリとスコスロノ」(乾千恵再話、松本亮監修/福音館書店)など多数。
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こんにちは。このブログ記事を見ていただきありがとうございます。
私はうさぎや鹿など、ちょっと変わった生き物が登場する版画や、絵本を作っています。
鹿角版画の《鹿角;しかつの》は、鹿のツノをアンテナに見立てて、名付けました。
頭につけたアンテナで、ワクワクのタネを受けながら作品をつくり、 それがどんどん世界につながっていく。そして新しい出会いにつながり、またワクワクな作品を作っていけたらと考えています。
のんびりよろしくお願いいたします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【Homepage】 https://www.hayakawajunko.com
【blog】 https://www.sikatuno.net
【twitter】:新月と満月の時に、呟くことが多いかも。 https://twitter.com/sikatunohanga
【instagram】;顔を作って遊んでいます。明るい気持ちになってくれると嬉しいな。ここサボってます。
https://www.instagram.com/junko_hayakawa
[you tube]
https://www.youtube.com/channel/UC14ObQIU6m2Ccsuc1FlfTLg
その日の誕生日を祝っての、drawing live。また絵本の作業中の動画をのんびりアップしています。

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