絵本「なまはげ」(汐文社_ちょうぶんしゃ)が、できました。
見本が出版社から届き、本の形になったのをみて、ほっとしました〜。
2020年12月20日前後から、書店で並び始めるかと。
もし見かけましたらめくってみてください。
この絵本の物語を書いたのは、池田まき子さん。
秋田県で生まれ、30年オーストラリアに在住。
その後、秋田に仕事の拠点を移されました。小・中学生のノンフェイクションを主に書かれています。
代表作に同じく秋田がテーマの作品があります。
「クニマスがいきていた」(池田まき子著 汐文社)
私が昨年取材で秋田に行った時、男鹿を案内してくれました。
(関連記事_絵本の取材で秋田に行く。2019.11.17)
なまはげの由来の絵本
なまはげは、秋田県男鹿半島の伝統行事。
大晦日に、山から、なまはげがやってきます。
なまはげの由来はいくつかありますが、この絵本では
漢の武帝が鬼をひきつれて、 不老長寿の薬を探しにくる伝説を元にしています。
文章のボリュームがあるので、絵本では物足りない。
もう少し手応えのあるお話を読みたい!という小さい師匠達にオススメです。
絵本の赤と青のなまはげ面の表紙。(なまはげは鬼ではないそうです。)
実は、、、本当の?なまはげの姿を全て表現してはいません。
なぜなら、これは<なまはげ>に縁がない
私のような、東京に住んでいる人間が イメージする<なまはげ像>なのです。
ジャジャーン。
では実際のなまはげの姿とは?
ここら辺は、絵本の最後の解説ページに 詳しく書かれていますぞ。
この読み物の絵本「なまはげ」は、 今月16日に発売予定です。
12月21日の週には書店に並び始めるのかな?
絵本のチラシを下の方に添付します。
ISBN出版者記号がついていますので、 お近くの書店でのご注文にお使いください。ISBN 978-4-8113-2821-8
なまはげに興味が出てきたら、こちらの絵本がおすすめ。
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行事の様子。行事の準備の様子。 なまはげ面の種類など。
たくさんの写真で構成されています。
「なまはげ 秋田.男鹿のくらしをまもる神の行事」 (著:小賀野実 ポプラ社)
なまはげの赤と青のなまはげ面のイメージを広めたのは、面の彫り師の方。
独自に赤と青の鬼の姿にまとめあげて、なまはげのイメージを全国に広めました。
なまはげの真の姿は~。
と、書いたものの、この造形力。やっぱりすごいなあと思うのです。
詳しくは、ポプラ社の絵本「なまはげ」に、彫り師の方や実際の面も紹介されています。
絵本のチラシです。書店の注文などにおつかいください〜。
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