3週間で絵本の種を作る。
三週間の短期授業がはじまり、一週間が経ちました。
私が学校に行くのは、三週間のうち、4回です。最後の日は発表なので、実質3回。
学生さんは、3つの授業から、興味あるものを選択します。
私が担当する授業は、三週間で絵本を作る内容です。
昨年も同じ授業が どんぐりの時期にありました。
絵本をつくる期間としては、三週間はめっちゃ短いと思う。
そのため、今後絵本を作る時の、<種>になるものを作ってくれたらなあと思っています。
また、自分のこれからの制作のヒントとかを 見つけてもらえたらうれしいな。
10見開き以上のボリュームで、自分の好きな形の絵本を最後に提出してもらいます。
(絵本の形は自由。絵本の形にする場合は、ホチキスどめなどでとじてもらう。)
三週間の短期授業の2週目。
私が学校に行くのは、三週間のうち、4回です。最後の日は発表なので、実質3回。
この日は2回目。
連休の最後の日。前日雨だったので、学校に行く道が濡れています。
2週目は、豆本の表紙周りの説明。
本の開き方で見え方の違いなど。
2回目も色々絵本を持っていく。
今回持っていった絵本は。小さい子対象の絵本。
ページ数が10見開きと少ないので、とっかかりがしやすいかなあ?と、思った。
絵だけでなく、写真やコラージュなどで構成したものなど。
2見開きで、内容が進んでいくものを多く。
豆本の外側の作り方と、くっつけ方をざっくりと説明。
先週豆本の中身を作ってもらったので、今日はカバー部分の説明をざっくり。
また、簡単な製本方法などが載っている本を、数冊工房に置いておく。
(今日来ていいない学生さんなどが見ても、わかるように。)
豆本は、簡単な本の作りをイメージして欲しくて作ってもらっています。
その他の見てもらった絵本。
開きの向き。縦。横。上。下。
絵本の開きのいろんな方向の見本として、縦。横。上。下。
開き方が違うものをみてもらう。
開き方で、絵本の中身の見え方がちがってくるかんじ。
自分の作る絵本は、どっち見開きがよりいいのか?
月刊絵本の進め方など
月刊絵本の進行のながれなども話した。
見本は、「こんとごん」(福音館書店)
ラフの変化など。この絵本も、開き方を左開きにしようか、右開きにしようか、色々ラフで試している。
絵本の原稿料の話などもざっくりした。
商業絵本のお金の話も少し最後にした。
お金の支払いについて。
初版の印税が、原稿料になるなど。
工房には、小さなプレス機や版画インクも置かれている。
版画で絵本の中身も作れるように、版画の道具もいろいろ工房に用意されている。
不織布で、簡単なシルクスクリーンやモノタイプの実演などもしてみた。
いつも同じことしているけれど。
昨年も担当した、短期授業。
自分の忘備録として、簡単にまとめています。
武蔵野美術大学 版画専攻3年生 選択授業の短期授業を担当しました。
午前中の三週間で、絵本を作る授業です。
(この期間、学生さんは、3つの授業から、興味あるものを一つ選択します。私は特別講師でこの期間だけ。)
私が学校に行くのは、三週間のうち、4回。
4回目の最後の日は、作ったものの発表もふくめるので、実質3回の実習です。
絵本をつくる期間としては、三週間はめっちゃ短いと、思う。
また学生さんたちは、午後の時間は別の課題の作品をつくっている。
そのため、この機会に、今後絵本を作る時の、<種>になるものを作ってくれたらなあ〜と、思っています。
また、自分のこれからの制作のヒントとかを 見つけてもらえたらうれしいな。
10見開き以上のボリュームで、自分の好きな形の絵本を最後に提出してもらいます。
(絵本の形は自由。絵本の形にする場合は、ホチキスどめなどでとじてもらう。)
今回もこの進め方でよかったのか、悩むところ。
みんなの出来上がるか、たのしみです。
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